いつか想像していた未来
学生時代から好きな10-FEETというバンドの風という曲の歌詞にこんな一節がある。
”
最初から真っ白のあの白と
消しゴムのあとだらけの白じゃ
汚い白の方がイカすのさ
”
少しずつ描いてた未来とズレが生じて、少しずつ現実が汚れていく、まるで自分の人生のことを歌っているようで、救われる。
何度もやり直した先にこそ、本物の未来がある。
慌ただしい3月を越え、今日からからいよいよ4月。
我々SILBERSTYLEは無事明日からレコーディングに入ることができることになった。
これまでバンド人生の中で幾度となく繰り返して来たことだが、今回ほどこの日を迎えることの大変さとありがたみを感じたことはきっとないだろう。
変更に変更を重ねて、やっと迎える1日だ。
言うまでもなく、前作からの期間というものは(特に先月は)レコーディングを敢行することはおろか、バンドを続けることさえも苦しい日々だった。
だからまず、今回無事この日を迎えられること、そしてここに至るまでに関わってくれた全ての人に感謝の気持ちを伝えたい。
いつもライブに来てくれる人、
ライブで物販を買ってくれる人、
僕らのお願いを拡散(リツイート)してくれる人、
一緒にライブしてくれる人、
ライブする場所を与えてくれる人、
あなたたちの顔を思い浮かべたら、到底バンドをやめる決断などできなかった。
そして、なんとしてでもこれから生み落とされる楽曲たちを、あなたたちに届けたいという気持ちが強くなる一方だった。
本当は一人一人に直接感謝の言葉を伝えに回るべきだろうけど、今はこの気持ちをこれから臨むレコーディングに注ぐ命と覚悟と代えさせてほしい。
間違いなく一生モンの1枚を作ります。
お楽しみに。
ちなみに機材車に関して、車の譲り先に困っている方の情報なども引き続き募集中。
先日久々に合った実父に事の経緯を話したら、
「なんだ〜、ちょうど先月仕事用のワゴンを知人にタダであげちゃったよ〜」
と言われました。
相変わらず、大きい魚を逃すばかりだ。
今日はここまで。
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